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2024年1月28日日曜日

鍵盤で操作するチター

 ピアノは共鳴箱に複数の弦を張ったチターだ

ピアノを弾くスティービーワンダー
ピアノを弾くスティービーワンダー

クラビネット clavinet
クラビネットを弾くスティービーワンダー
クラビネットは、クラビコードを電気ピックアップを介してアンプで音を増幅するようにした楽器。なので、電子楽器ではなく、電気楽器だ。

2023年9月7日木曜日

とんこり

 

とんこり アイヌ民族の楽器
とんこり

とんこりは、アイヌの伝統的な弦楽器。
斜めに立てて、両手で弦をはじく。弦は5本が標準になっているようだが、伝統的には、3本、4本の楽器もあったようだ。



2023年2月25日土曜日

背が高い鍵盤楽器

似た形 

縦型で上下方向に弦を張っていて、弦の長さに対応して美麗な曲線を描いている。

この3種類の楽器は背が高く、似た形をしている。鍵盤を操作して弦を鳴らすのも同じ。

でも、「生まれ方」が違うんだね。

◆ 元はハープシコード

クラビツィテリウム clavicytherium
クラビツィテリウム clavicytherium
クラビツィテリウムは、ハープシコードを縦型にしたもの。ハープシコードは長い弦を張ってあるので縦型にするととても背が高くなる。
配置した時の床面積を小さくするために作られた。地震に注意しなければならないほどノッポだ。
縦型にしても、弦をひっかいて音を出す仕組みは同じ。

◆ 元はグランドピアノ

ジラフ ピアノ Giraffe Piano
ジラフ ピアノ Giraffe Piano

その昔、ピアノといえば、現在でいうグランドピアノだ。長い弦を床と平行になるようにはってある。
縦型にすれば、置き場所が小さくて済む。首が長いキリン(ジラフ)のようだということで、この名がついた。
19世にはいってから、家庭で使われるピアノとしてコンパクトな縦型のピアノがいろいろ考案されたという。


◆ 元はハープ

クラビ・ハープ Clavi Harp
クラビ・ハープ Clavi Harp
ハープを鍵盤で演奏できるようにした。
Clavi といのは鍵盤のこと。そのまんま、鍵盤付きハープというわけだ。
ハープの「鳴らせ方」を引き継いで弦をはじいて音を出すのはもちろんだが、面白い仕掛けも取り入れている。
その仕掛けは、弦長の真ん中を軽く押さえて1オクターブ高い音を出すカラクリ(いわゆるハーモニックス)が組み込まれているんだ。

残念ながら、これらのユニークな楽器は、現在では博物館なんかで展示される古楽器として扱われて存在になってしまった。


2022年11月15日火曜日

クラヴィコード

クラヴィコードを弾く婦人

ヘラルト・ドウのクラヴィコードを弾く婦人
A Woman Playing a Clavichord

このイラストは、オランダの画家 ヘラルト・ドウ (Gerard Dou, Gerrit Dou 1613年-1675年) の作品を参考に IROMBOOK が描きました。

女性が演奏している楽器はクラヴィコード (Clavichord)
クラヴィコードは、鍵盤を介して弦に金属ハンマー(タンジェントと呼ばれる)をぶつけることで音を出す。1400年頃から1800年頃に使われていた古い楽器だが、復刻された楽器もある。さらに、電気仕掛けにしたクラヴィネットというのがあって、スティービーワンダーも使っている。



2022年10月10日月曜日

「音楽の稽古」というタイトルの絵画

 ヴァージナル virginals

「音楽の稽古」は、ヨハネス・フェルメール作の油絵。

英語では "The Music Lesson" オランダ語では "De muziekles" で、直訳すれば「音楽の稽古」になるんだろうけど、なんか軽くて幼稚な感じだね。まあいいか。

ヨハネス・フェルメールの音楽の稽古
音楽の稽古をイラストに描きなおした

さて、女性が演奏しているのはヴァージナル。ヴァージナルは、弦をはじいて音を出す。鍵盤を押すことによって弦を弾く構造になっている。ハープシコードも同じ仕組みで音を出すが、ヴァージナルは長方形で横型。
小型なので、一般の家庭でも使われたようだ。
ちなみに、手前に描かれているチェロみたいな楽器は(おそらく)ヴィオラ・ダ・ガンバ。ヴィオラ・ダ・ガンバは、フェルメールの絵画にたびたび登場する。
(上のイラストは、原画写真をイラストに模写したものです)

The virginals is a keyboard instrument that produces sound by plucking strings.. It was popular in Europe during the late Renaissance and early Baroque periods.
The mechanism of the virginals is identical to the harpsichord's, in that its wire strings are plucked by plectra mounted in jacks. 
(The illustration above has been redrawn as a hand-drawn illustration based on the original photo.)


2022年9月16日金曜日

ハンガリーのツィター

 ツィテラ  Citera

シテラ citera ハンガリアン ツィター
ハンガリーのツィテラ citera

ヨーロッパにはツィターの仲間がたくさんある。

その昔、生まれたての弦楽器は木の箱に数本の弦を張ってあるだけだったのだろう。ただ数本の弦を鳴らすだけでは物足らず、フレットをつけて音階が出るようにしたり、音響効果を高めるために共鳴用の弦を増やしたり、また正確な音程を出すためにチューニング用のペグを改良したりした。だんだんと高度な音楽を奏でることができるようになっていく。

ハンガリーのツィテラ (citera) もそのひとつ。

ツィテラは3本組、または2本組の複弦でメロディを弾く。2コース用の指板には独特の配列でフレットが互い違いに並んでいる。2コース合わせる半音づつ区切られているのだけど、どのようなスケールで弾くのか、どんな指使いなのか・・・よくわかりません。後の弦は総て開放弦で、真ん中あたりにベース音が配置されている。

Hungarian zither 

The Citera is a European folk zither.
The citera has four or five main strings that are fretted plus a number of drone and incidental strings. 



2022年8月1日月曜日

チター属の弦楽器・ハープ属の弦楽器

chordophone
string instruments

zither-family

弦楽器 zither family
ツィターの仲間
弦が共鳴BOXの表面板に対して (ほぼ)平行に張られている。
弦が1本だけのものもあるが、一般的に複数の音階を鳴らすために、その数に応じて複数の弦が張られている。弦の長さを変えるためのフレットを備えているものもある。


harp-family

harp family
ハープの仲間
弦が本体から離れるように伸びている。そのため両側から(左右両手で)弦をはじくことができる。
一般的に弦の長さを変えて音高を変化させる構造になっていないが、新しい楽器では、演奏の途中でも弦の張り強さを変化させて複雑な音階を出せるようにしたものもある。




2022年7月6日水曜日

ラトビアの弦楽器

クアクレ kokle

クアクレ kokle


ヨーロッパでは多種多様のチターの仲間が存在する。
北欧バルト三国のひとつ ラトビア共和国 にはクアクレという弦楽器がある。
ラトビア人が大切にしてきた伝統的な音楽を伝える楽器で、人が亡くなった時に森から木を伐り出して製作し、その魂と対話するために奏でられたとも伝えられている。

Kokle is a Latvian plucked string instrument

音を出さない弦を指で触れて(ミュートして)、全体をかき鳴らす演奏方法もある。

Kokle is a Latvian plucked string instrument belonging to the Baltic zither family known as the Baltic psaltery along with Lithuanian kanklės, Estonian kannel, Finnish kantele, and Russian gusli.
クアクレ(Kokle)は、
ラトビアの撥弦楽器。バルト海のツィターの仲間。リトアニアのカンクレス、エストニアのカンネル、フィンランドのカンテレ、ロシアのグースリとともにバルト海のツィターとして知られている。
(以上は wikipedia を参照した)


2022年6月10日金曜日

ウクライナの弦楽器

 バンドゥーラ bandura

The bandura is a Ukrainian plucked string folk instrument.
バンドゥーラは、ウクライナの撥弦楽器。

バンドゥーラ bandura
バンドゥーラ

 弦と本体が平行になっているのでツィターとリュートの要素を組み合わた楽器という表現もあるが、演奏方法はハープの奏法といってよさそうだ。
 右手で高音のメロディー、左手はベース音。歌の伴奏としてよく使われる。
ネックがあるので、ギターなどのリュート属のように見えるが、バンドゥーラにはフレットがなくネックは長い弦を支える柱の役目。左手は弦を押さえるのではなく 低音弦をはじく。

 古くは、コブザという名前で呼ばれていて、リュート属の形をしていて弦の数は10本ほどだった。
 リュート型のコブザと ハープ型のバンドゥ―ラに枝分かれして発展していったようだ(現在でもコブザという名の古楽器は存在する)。
 弦は31本に増加し、次に56弦に増加しという具合に弦の数は増加していき、現代の「コンサートバンドゥーラ」は68本の弦を備えている。



2022年4月3日日曜日

ワニの琴

 チャケー chakhe


ワニを象ったチャケー chakhe
ワニのチャケー
チャケーは、タイやカンボジアの楽器。
横長のチター型の弦楽器で、弦は3本。
普及しているチャケーはワニを模倣しているものの、こんなにワニワニしていない。



サウンガウ saung gauk


ワニ形のサウンガウ saung gauk
ワニのサウンガウ
サウンガウはミャンマーの楽器。竹山道雄の小説では「ビルマの竪琴」というタイトル名で登場する。
普及しているサウンガウは、舟の様な形をしている。ワニの形は特別バージョンだ。
ちなみに このワニ、アジアのワニなので ガビアル(Gharial)という口が細長い種類を模倣しているのかな。



2022年2月10日木曜日

インドネシア ガムランの ツィター

 チェレンプン celempung

インドネシアのガムラン音楽で使われる弦楽器。

チェレンプン celempung / シター siter
ガムラン音楽のチェレンプン

音響箱に複数の弦を張ってある。弦はペア(複弦)で張られていて、キョンキョンという音の響き。
主に銅鑼を代表とする金属打楽器で構成されている合奏の中で、この楽器の音は目立たないんじゃ...と思ったりするが、どうなんだろう。

ガムランでは「ペロッグ」「スレンドロ」とかいう独特の音階があって、その音階にそってチューニングされているんだそう...だけど、詳しくないのでこれ以上説明できません。
チェレンプンは、シター siter とも呼ばれているが、これはヨーロッパで古くから愛用されている ツィターzither から伝わった名称だろう。




2022年1月10日月曜日

マルハナバチという名の楽器

スウェディッシュ ヒュンメル

Swedish hummel

スウェディッシュ ヒュンメル Swedish hummel
ヨーロッパ北部には、音響箱に多数の弦を張った弦楽器が多種多様存在する。ドイツでは 映画「第三の男」で有名な チター zither があり、この形状の楽器を総称してチター属として分類することがある。

ヒュンメルは、スウェーデンでは1600年代後半には使われていたという。
フレットが配置された手前の弦でメロディを弾く。単純な調律で張られているので複雑な和音は得意ではない。
フレットが無い部分の弦は、共鳴させて響かせるための弦(ドローン弦)。
古い楽器なので現在ではほとんど使われていないが、楽器を復活させ一部の愛好家では演奏されている。
Swedish-hummel
12平均律のフレットを備え、弦の数を増やした
モダンなヒュンメル

ちなみに、この楽器の名前 hummel というのは、マルハナバチという蜂のこと。ドローン弦が響く音からきている。
マルハナバチは世界中に棲息するが、ヨーロッパでは特に身近な蜂で、牧草の主力の一つであるアカツメクサなどの花粉を運ぶ虫として、重視され、親近感が強いらしい。
ドイツには Hummelchen というバグパイプがあるが、これもやはり蜂の羽音から付けられた名前なんだろう。
さらに蛇足が続くが、デンマークには hummel という スポーツ用品メーカーがあり、これもマルハナバチの意味を持つ社名なんだね。


2021年11月3日水曜日

インドネシアの円筒型ハープ

 ササンドゥ Sasando

インドネシアの ササンドゥ sasando (sasandu)
The sasando is a Indonesian bamboo harp.
ササンドは、インドネシアの弦楽器。ロテ島やティモール島などで使われている。
丸い竹筒(木製もあるようだ)に複数の弦を張り巡らせたハープ。この形の楽器はチターに属するという分類もあるが、ササンドは独特な形状なので どっちでもいいかも。
本体を包むように椰子の葉でできた音響板を取り付けてある。
演奏時は、膝の上や台の上に載せて、両手で筒を包み込むようにして両手で弦をはじく。
めでたい儀式の時にはかかせない楽器だという。


2021年7月6日火曜日

中東の弦楽器

中東の伝統的な弦楽器 

音響箱に多数の弦を張ってある

カーヌーン Qanun (Kanun) は弦をはじく
カーヌーン Qanun (Kanun) は弦をはじく
カーヌーンは、中東アラブ音楽で伝統的に使われる撥弦楽器(弦をはじいて音を出す)。イランやトルコなどで愛用されている。
西洋音楽には無い、半音よりさらに細かい音程を出すため各弦には音程を微調整するためのペグがついている。



サントゥール Santur は弦をたたく
サントゥール Santur は弦をたたく
サントゥールも中東で使われている打弦楽器(弦を叩いて音を出す)。弦を叩くためのバチはメズラブ(Mezrabs)と呼ばれ、人差し指、中指の間に軽く挟んで持つ。
サントゥールは、現在のイランで生まれ、その名前はペルシア語で百個の弦を意味するという。
打弦楽器は、ヨーロッパ、インド、東アジア、アメリカ大陸にも存在するが、それらの楽器はおそらく、このサントゥールが世界中に伝わったものだと思われる。




2021年5月9日日曜日

ジャワ島西部の弦楽器

 ジュントレン Jentreng

ジュントレン Jentreng
ジュントレンは、インドネシアのジャワ島西部に居住する民族スンダの人々の楽器。共鳴箱に7本の弦を張った弦楽器。

弓奏楽器のタラワンサと共に演奏し、このアンサンブルもタラワンサと呼ぶようだ。
タラワンサ(タラワンサとジュントレンのアンサンブル)
タラワンサとジュントレンのアンサンブル

アンサンブルとしてのタラワンサの楽器はスンダ、特にスメダンのランカカロンを起源としていて、とても神聖な楽器として扱われている。 タラワンサの音楽は、農産物に対する国民の感謝の気持ちを表すものとして演奏される。
ジュントレンのアルペジオに乗せて タラワンサがうねる様なメロディを奏でる。




Web楽器事典
世界の楽器をイラストで見てみよう

2021年2月11日木曜日

モンゴルの琴(筝)ヤトガ

 

モンゴルのヤトガ Yatga

モンゴルのヤトガ

中国の古琴や日本の筝と同じ仲間で、東アジアの広域で愛用されている。

ヤトガ (yatga) は、モンゴルで使われている筝の仲間。標準的なヤトガは 21本の弦を持つ。

多くの演奏家は、楽器を膝の上と床に斜めに配置して演奏する。


The yatga (yatug , yatug, 雅托葛) is a traditional long zither of Mongolian.

The body is a long wooden box, one end of which is angled downward. 

The performer plucks the strings with the fingernails of the right hand; the left hand is used to put pressure on the strings, varying the note. 

The left hand can also be used to play the bass strings without plectrums. 





2020年11月9日月曜日

ノルウェイの弦楽器

 ランゲレイク Langeleik 

Langeleik is a Norwegian stringed instrument with one melody string and multiple drone strings.

ランゲレイクは、1つのメロディー弦と複数のドローン弦を備えたノルウェイの弦楽器。

ノルウェイの弦楽器:ランゲレイク Langeleik
ランゲレイクは、世界中で一般に使われている12平均律では無いため半音階を演奏することができない。
そのため、他の楽器に合わせて簡単にピッチ調整することもできない。複雑な音楽を一緒に演奏する能力には制限があるが、伝統的な民族楽器が世界標準に合わせる必要もないだろう。

The combination of the lone melody string and the multiple drone strings gives the langeleik a distinctively rich sound.

シンプルなメロディー弦と複数のドローン弦の組み合わせは、この楽器に独特で豊かな音を与える。
ランゲレイク Langeleik を演奏している人のイラスト
There exists a variety of long box zithers in Northern Europe. 
The scheitholt (Germany) and the  Hummel (Sweden) have been suggested as the predecessor of the langeleik. 
However, in 1980 a langeleik dated as early as 1524 was uncovered on a farm in Norway.
This instrument predates any documented occurrences of the German scheitholt, the Swedish hummel or any other similar instrument.

北ヨーロッパには さまざまなロングボックスのツィター型弦楽器があります。
ランゲレイクの前身は、ドイツのシャイトホルトスウェーデンのヒュンメルだろうと云われてきました。
しかし、1980年には、ノルウェイの農場で1524年のランゲレイクが発見された。この楽器は、シャイトホルト、ヒュンメル、または他の同様の楽器の発生記録よりも以前のものだとわかった。





2020年10月27日火曜日

ヴァージナル virginals

The virginals was popular in Europe during the late Renaissance and early baroque periods.

ヴァージナルは、ルネサンス後期からバロック初期にかけてヨーロッパで使われていた。

ヴァージナル virginals
ヴァージナル virginals

The mechanism of the virginals is identical to the harpsichord(Cembalo),
 in that its strings are plucked by plectrum mounted in jacks. 

ヴァージナルのメカニズムは、鍵盤と連携したジャックに取り付けられたピックによって弦が弾かれる。
これはハープシコード(チェンバロ)と同じ。

ハープシコードは奏者から見て前方に向かって(縦方向)に張られているため大型の楽器だが、ヴァージナルは横方向に貼られている。この方法によって箱型になっている。
箱型で小さいので家庭でも使われ愛用されていた。





ヴァージナル本体内にもう一つ小さなヴァージナルを組み込んだものもあり、 ダブルバージナル double virginal とか 母子バージナル mother and child virginal などと呼ばれている。

2020年8月27日木曜日

クラヴィコード Clavichord

 クラヴィコードは 15世紀ごろにはすでに開発されており、18世紀ごろまでに広く使われていたヨーロッパの楽器。

鍵盤の操作で弦を叩いて音を出す。

クラヴィコード clavichord
小さな金属片(タンジェントと呼ばれる)で弦を叩くが、同時に弦の有効長さ(弦が振動する長さ)を決めるというのがクラヴィコードの特徴だ。
音が小さく、演奏会用にはあまり向いていないが、家庭用として普及していたようだ。

クラヴィコードに音量増幅用としてピックアップをつけて電気式キーボードに改良した楽器があり、クラビネット (clavinet)と呼ばれている。


2020年5月8日金曜日

シャイトホルト

シャイホルトは、ヨーロッパの北部で使われている弦楽器。とはいえ、古い形態の楽器なので、現在ではほとんど演奏する機会は無いようだ。
シャイトホルトを演奏する女性 playing the scheitholt


木製 長方形のサウンドボックスに数本の弦を張った単純な構造。膝の上やテーブルに載せて演奏する。

Scheitholt は、16世紀頃から呼ばれている名称で、地域によっては色々の名前がある(Hummel、Hexenscheit、Hexenscheit など)。

ハープ属の形

ハープ属の形をよくよく見ると、基本的に「L字形」をしていて、演奏する姿勢によって方向が変わっていることがわかる。
右の図は同じイラストをコピーして右へ左へクルクル回したものだ。

箜篌
箜篌は音響ボディを抱えて弾く。弦は音響ボディから下方向に向かって張られる。

サウン・ガウ
例えばサウンガウは、音響ボディが底面にある。保管する場合には安定した形だね。比較的小さなハープにこの形が多い。アフリカのハープにも、この形があったりするね。

サウン・ガウ
サウン・ガウ

西洋のハープ
グランドハープやイタリア、スペインなどでアルパと呼ばれている西洋のハープは音響ボディを抱えて弾くが、箜篌と比べると上下が逆だ。弦は音響ボディから上方向に向かって張られる。逆三角形で重心が高いので倒れなかちょっと不安。

現在のいわゆるハープにはもう一本支柱が存在する。弦を強く張るほうがいい音がでるので、だんだんと強い弦が開発され、その張力に楽器本体が耐えられるようにしたんだろうね。

アルパ
アルパ