2021年2月11日木曜日

モンゴルの琴(筝)ヤトガ

 

モンゴルのヤトガ Yatga

モンゴルのヤトガ

中国の古琴や日本の筝と同じ仲間で、東アジアの広域で愛用されている。

ヤトガ (yatga) は、モンゴルで使われている筝の仲間。標準的なヤトガは 21本の弦を持つ。

多くの演奏家は、楽器を膝の上と床に斜めに配置して演奏する。


The yatga (yatug , yatug, 雅托葛) is a traditional long zither of Mongolian.

The body is a long wooden box, one end of which is angled downward. 

The performer plucks the strings with the fingernails of the right hand; the left hand is used to put pressure on the strings, varying the note. 

The left hand can also be used to play the bass strings without plectrums. 





ハープ属の形

ハープ属の形をよくよく見ると、基本的に「L字形」をしていて、演奏する姿勢によって方向が変わっていることがわかる。
右の図は同じイラストをコピーして右へ左へクルクル回したものだ。

箜篌
箜篌は音響ボディを抱えて弾く。弦は音響ボディから下方向に向かって張られる。

サウン・ガウ
例えばサウンガウは、音響ボディが底面にある。保管する場合には安定した形だね。比較的小さなハープにこの形が多い。アフリカのハープにも、この形があったりするね。

サウン・ガウ
サウン・ガウ

西洋のハープ
グランドハープやイタリア、スペインなどでアルパと呼ばれている西洋のハープは音響ボディを抱えて弾くが、箜篌と比べると上下が逆だ。弦は音響ボディから上方向に向かって張られる。逆三角形で重心が高いので倒れなかちょっと不安。

現在のいわゆるハープにはもう一本支柱が存在する。弦を強く張るほうがいい音がでるので、だんだんと強い弦が開発され、その張力に楽器本体が耐えられるようにしたんだろうね。

アルパ
アルパ