アルタイ・ヤトガ(または アルタイ・ヤタガ)は、12世紀ごろまで使われていたという小型のハープ。現在でも復活して演奏されているが、当時の楽器を模倣して作ったもの。
アルタイ山脈あたりの遊牧民が使っていたということでこの名前がついたという。アルタイ山脈からは離れているがモンゴル高原の遊牧民も愛用していた。
弓矢の弓から楽器として発展したとされる弦楽器は弓形ハープ(bow harp, arch harp)として総称される場合があるが、アルタイ・ヤトガも弓形ハープの形状をしている。
支柱の先端には山羊の頭が彫刻されており、角もデザインに組み込まれている。
ちなみに、「Yatga」は、琴とかハープなどの弦楽器を指す言葉。