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2015年8月1日土曜日

ササンド sasando

ササンドを演奏する男性のイラスト
インドネシアのササンンド

ササンドは、インドネシアの弦楽器。ロテ島やティモール島などで使われている。

丸い筒に複数の弦を張り巡らせたハープで、椰子の葉でできた、パラボラアンテナのような音響板が付いている。
演奏時は、膝の上や台の上に載せて、両手で筒を包み込むようにして弦をはじく。めでたい儀式の時にはかかせない楽器だという。

The sasando is a harp-like traditional music string instrument native to Rote Island(Indonesia).

2015年2月1日日曜日

バリハ

マダガスカルのバリハ Valiha
マダガスカルのバリハ Valiha
マダガスカルの最初の住人は、アウトリガー・カヌーの存在や言語学の研究から、東南アジア島嶼(とうしょ)部から渡ってきたことは確実視されていた。2005年に発表されたマシュー・ハールスによるDNA研究により、1世紀前後、ボルネオ島から航海カヌーでインド洋を横断してマダガスカルに移り住んだことがほぼ確実視されるようになった。(Wikipediaより転用)

大阪湾を渡ることでさえ、とても遠いと思ってしまうのに、東南アジアのボルネオ島あたりから インド洋をカヌーで渡ってアフリカ大陸の南東マダガスカルまで行く ・・・・ 信じられない ・・・ 昼間は水平線だけ、夜は水平線すら見えないのに・・・ でも本当のようだ。東南アジア島嶼部の海洋民族の航海技術からすれば可能だと。

南太平洋で使われている「本体脇にウキを付けたカヌー(アウトリガー・カヌー)」がマダガスカルに存在していることから、東南アジアとマダガスカルとの関連が分かってきたということだけれども、楽器も同じものが存在しているのだよ。

この弦楽器、マダガスカルのバリハである。
竹に何本かの弦を張った楽器は総称して「竹筒琴(ちくとうきん)」と呼ばれることがあるが、この楽器は東南アジアで発達した弦楽器だ。演奏方法は両手で竹筒を包み込むようにして指ではじく。形状も演奏方法もそのままマダガスカルに持ち込まれた。
音楽・・・人間の本能・・・長旅には人間の本能を満たす道具を連れて行くのは当然のことだったのかもしれない。カヌーには、竹筒琴もいっしょに載ってインド洋を渡った。
バリハはとても単純な楽器である。だけど、その背景には人間の持つ本能としての音楽の必要性と、妙なる音を出す道具への愛着がどれだけ深いのよと、つくづく考えさせられる。

2013年4月13日土曜日

チェレンプン

竹のチェレンプン bamboo celempung
竹のチェレンプン
竹のチェレンプン。
東南アジアには竹でできた楽器がたくさんある。このチェレンプンもそのひとつ。
弦も竹。竹の表皮を薄く切り出してある。

細長い棒で叩いて演奏するので打弦楽器という分類になるだろうか。柔らかな音がするパーカッションだ。
正確な音程ピッチは無いので、メロディはひけないが、竹筒のはしっこを手で塞いだり離したり、また叩いたりして音程や音質を変化させることができる。

2010年11月19日金曜日

バリハ

マダガスカルの竹筒琴 バリハ
マダガスカルってどこにあったっけ。アフリカ大陸の南東にある島だね。島と言っても日本列島の1.6倍ほどある。バリハはこの国の楽器。
バリハはインドネシアのササンドと基本的に同じ作りだ。バリハもササンドも、もともと竹の表皮を細く薄く剥がして、そのまま弦にした弦楽器。マダガスカルと東南アジアは遠くはなれているのだけれど古来より交流が深かったらしい。おそらくササンドのような竹筒琴がマダガスカルに伝わったのだろうね。

竹の皮の弦が本来だけど、時代の流れでバリハも今日ではスチール弦を張るのが一般的になっている。竹筒の長さは50センチメートルから長いものでは150センチメートルほどある。
両手で釣り竿を持って魚を釣るような格好で弾くのだけれど、一方の端を股間というか恥骨のあたりというか、そのあたりにあてて構える。また、ギターのように横に構えて弾くこともあるようだ。
地域によっては木製のものもある。木製のバリハは円筒のも以外に四角柱のもの作ったりしてるね。

2010年10月30日土曜日

ササンド

竹筒琴/ササンド竹の表皮を細くはがして、弦にする。竹筒はそのまま音響ボックスになる。こんな構造の楽器を竹筒琴という。今では竹の皮を弦にしないでも立派な金属弦があるので、それを使ってるようだけど。

ササンドは西ティモールやインドネシアで使われている竹筒琴の一種。両手で筒を囲むようにして弦をはじく。竹が共鳴器になっているのだけれども、さらにヤシの葉をパラボラアンテナみたいにして音響効果を出している。
出産や結婚式など行事に使われる楽器だという。なるほど、その装飾は全体的に、まつりごと風なデザイン。古来日本人のデザイン感覚とよく似ていると思ったりしますね。
ハープ属の形

ハープ属の形をよくよく見ると、基本的に「L字形」をしていて、演奏する姿勢によって方向が変わっていることがわかる。
右の図は同じイラストをコピーして右へ左へクルクル回したものだ。

箜篌
箜篌は音響ボディを抱えて弾く。弦は音響ボディから下方向に向かって張られる。

サウン・ガウ
例えばサウンガウは、音響ボディが底面にある。保管する場合には安定した形だね。比較的小さなハープにこの形が多い。アフリカのハープにも、この形があったりするね。

サウン・ガウ
サウン・ガウ

西洋のハープ
グランドハープやイタリア、スペインなどでアルパと呼ばれている西洋のハープは音響ボディを抱えて弾くが、箜篌と比べると上下が逆だ。弦は音響ボディから上方向に向かって張られる。逆三角形で重心が高いので倒れなかちょっと不安。

現在のいわゆるハープにはもう一本支柱が存在する。弦を強く張るほうがいい音がでるので、だんだんと強い弦が開発され、その張力に楽器本体が耐えられるようにしたんだろうね。

アルパ
アルパ