2019年2月14日木曜日

ロシアの弦楽器:グースリ

WikiPedia(英文)からHistory部分に下記のような記述があり、引用すると・・・。

  • グースリは、とても古い楽器でありロシアの音楽文化において重要な役割を果たしてきた。
  • グースリは、スラブ語(ヨーロッパ中東部からシベリアにかけて使われる言語)で弦楽器全般をさす言葉である。
  • 放浪し物語を語る歌手(吟遊詩人)が 語り部の伴奏用として使われてきた。

古い時代の翼型グースリ
ロシアの西側で13世紀にはごろは使われていたというグスリ。フィンランドやエストニアに近い地域で、このあたりでは同様の楽器が古くから発達していた。
翼型グースリと形容されるこの頃の楽器は小型で 弦の数は5本から8本くらいだった。


ロシアの弦楽器 グースリ
角ばったデザインではあるが、翼の形状をもっている。15本ほどの弦は平行ではなく放射状に張られている。共鳴胴の外形だけなく弦の張り方も翼のイメージを強くしているようだ。

台形(かぶと型)のグースリ Claviroobraznie Gusli
15世紀ごろから現在でも使われている台形のグースリ。弦の数は20本ほどで、多いものでは30本を備えている。


鍵盤グースリ Clavichord Gusli
17世紀頃には長方形の楽器が登場し、19世紀には据え置きで大型の鍵盤を持つ楽器が作られた。ハープシコードにオートハープの機能を付け加えたような構造を持ち、鍵盤からの動作で弦をミュートしながら演奏する。




ハープ属の形

ハープ属の形をよくよく見ると、基本的に「L字形」をしていて、演奏する姿勢によって方向が変わっていることがわかる。
右の図は同じイラストをコピーして右へ左へクルクル回したものだ。

箜篌
箜篌は音響ボディを抱えて弾く。弦は音響ボディから下方向に向かって張られる。

サウン・ガウ
例えばサウンガウは、音響ボディが底面にある。保管する場合には安定した形だね。比較的小さなハープにこの形が多い。アフリカのハープにも、この形があったりするね。

サウン・ガウ
サウン・ガウ

西洋のハープ
グランドハープやイタリア、スペインなどでアルパと呼ばれている西洋のハープは音響ボディを抱えて弾くが、箜篌と比べると上下が逆だ。弦は音響ボディから上方向に向かって張られる。逆三角形で重心が高いので倒れなかちょっと不安。

現在のいわゆるハープにはもう一本支柱が存在する。弦を強く張るほうがいい音がでるので、だんだんと強い弦が開発され、その張力に楽器本体が耐えられるようにしたんだろうね。

アルパ
アルパ