2018年7月12日木曜日

ニャティティ(Nyatiti) ケニヤのハープ

Nyatiti (Kenya)
nyatiti
The nyatiti is a eight-stringed Instrument from Kenya.
It is a classical harp(lyre) played by the Luo people of Western Kenya, specifically in the Siaya region south of Kisumu.
ニャティティはケニヤの8本弦を持つ楽器。
西ケニヤ、シアヤ地方のルオ族に愛用されている伝統的なハープ(リラ)。

両手で弦をはじきつつ、足に付けた鈴でリズムを刻む。
古くは、男性専用の楽器だったようだが、現在では女性も演奏している。

ハープ属の形

ハープ属の形をよくよく見ると、基本的に「L字形」をしていて、演奏する姿勢によって方向が変わっていることがわかる。
右の図は同じイラストをコピーして右へ左へクルクル回したものだ。

箜篌
箜篌は音響ボディを抱えて弾く。弦は音響ボディから下方向に向かって張られる。

サウン・ガウ
例えばサウンガウは、音響ボディが底面にある。保管する場合には安定した形だね。比較的小さなハープにこの形が多い。アフリカのハープにも、この形があったりするね。

サウン・ガウ
サウン・ガウ

西洋のハープ
グランドハープやイタリア、スペインなどでアルパと呼ばれている西洋のハープは音響ボディを抱えて弾くが、箜篌と比べると上下が逆だ。弦は音響ボディから上方向に向かって張られる。逆三角形で重心が高いので倒れなかちょっと不安。

現在のいわゆるハープにはもう一本支柱が存在する。弦を強く張るほうがいい音がでるので、だんだんと強い弦が開発され、その張力に楽器本体が耐えられるようにしたんだろうね。

アルパ
アルパ