弦をこする鍵盤楽器 |
チター属は弦楽器なので、弦をふるわせて音を出す。指ではじく。スティックでたたく。弓や棒でこする、などがある。
そしてメカニックな構造として代表的な鍵盤を備えたものもある。鍵盤をインターフェイスとして使うチター属といえば、弦をはじくハープシコードやスピネット、弦をたたくピアノなど。
さて、ここでやっとガイゲンヴェルクの話となる。ガイゲンヴェルクは、チター属で、弦をこすって音と出すというタグイマレなる鍵盤楽器だ。円盤をクルクル回して弦をこする。このイラストは足踏み式で円盤を回す方式。ハンドルの手回し式もあったようだ。レオナルド・ダビンチが考えだしたらしいが、実際に楽器まで完成させたかどうかはよくわかりませんけど。