2010年9月21日火曜日

アルパ

アルパ
アルパ(arpa または harpa)は、スペインやイタリアでハープの意味。
分散和音のことをアルペジオ(arpeggio)というけれど、これはイタリア語でarpaから導かれた言葉。ハープはアルペジオが得意だものね。

そんなこんなで、あれこれあるんだけれども、アルパと言えば南米のハープのことを指すようになった。
もともとスペインのから南米に渡ってきたもので、そのままアルパの名前で南米に定着した。ラテンアメリカ・ハープとかパラグアイ・ハープとかとも呼ばれるが、それほど中南米ではお馴染みの楽器として浸透している。

この手の楽器は女性が奏でるというイメージが強いのだけれど、南米では、どちらかというとオジサンの奏者が多い。
日本でもアルパ奏者はいるが、やはりというかイメージ通りというか日本の場合は女性が多いみたい。ハープは上流階級のお嬢様が習うものという思い込みが日本人にはあるね、確かに。

アルパは、オーケストラで使われるペダルの付いたグランドハープよりは小柄で、F調でチューニングされるのが定番。弦の数は定まっていないけど、多いもので40本ほど。
本体を右側の肩にかけて、右手はメロディーを担当、左手は低音弦で伴奏リズムを弾く。ピアノは肩にかけないけど、右手左手の担当はピアノと同じだね。
ハープ属の形

ハープ属の形をよくよく見ると、基本的に「L字形」をしていて、演奏する姿勢によって方向が変わっていることがわかる。
右の図は同じイラストをコピーして右へ左へクルクル回したものだ。

箜篌
箜篌は音響ボディを抱えて弾く。弦は音響ボディから下方向に向かって張られる。

サウン・ガウ
例えばサウンガウは、音響ボディが底面にある。保管する場合には安定した形だね。比較的小さなハープにこの形が多い。アフリカのハープにも、この形があったりするね。

サウン・ガウ
サウン・ガウ

西洋のハープ
グランドハープやイタリア、スペインなどでアルパと呼ばれている西洋のハープは音響ボディを抱えて弾くが、箜篌と比べると上下が逆だ。弦は音響ボディから上方向に向かって張られる。逆三角形で重心が高いので倒れなかちょっと不安。

現在のいわゆるハープにはもう一本支柱が存在する。弦を強く張るほうがいい音がでるので、だんだんと強い弦が開発され、その張力に楽器本体が耐えられるようにしたんだろうね。

アルパ
アルパ