2010年10月30日土曜日

ササンド

竹筒琴/ササンド竹の表皮を細くはがして、弦にする。竹筒はそのまま音響ボックスになる。こんな構造の楽器を竹筒琴という。今では竹の皮を弦にしないでも立派な金属弦があるので、それを使ってるようだけど。

ササンドは西ティモールやインドネシアで使われている竹筒琴の一種。両手で筒を囲むようにして弦をはじく。竹が共鳴器になっているのだけれども、さらにヤシの葉をパラボラアンテナみたいにして音響効果を出している。
出産や結婚式など行事に使われる楽器だという。なるほど、その装飾は全体的に、まつりごと風なデザイン。古来日本人のデザイン感覚とよく似ていると思ったりしますね。
ハープ属の形

ハープ属の形をよくよく見ると、基本的に「L字形」をしていて、演奏する姿勢によって方向が変わっていることがわかる。
右の図は同じイラストをコピーして右へ左へクルクル回したものだ。

箜篌
箜篌は音響ボディを抱えて弾く。弦は音響ボディから下方向に向かって張られる。

サウン・ガウ
例えばサウンガウは、音響ボディが底面にある。保管する場合には安定した形だね。比較的小さなハープにこの形が多い。アフリカのハープにも、この形があったりするね。

西洋のハープ
グランドハープやイタリア、スペインなどでアルパと呼ばれている西洋のハープは音響ボディを抱えて弾くが、箜篌と比べると上下が逆だ。弦は音響ボディから上方向に向かって張られる。逆三角形で重心が高いので倒れなかちょっと不安。

現在のいわゆるハープにはもう一本支柱が存在する(右のイラストには描いてないけど)。弦を強く張るほうがいい音がでるので、だんだんと強い弦が開発され、その張力に楽器本体が耐えられるようにしたんだろうね。