Web楽器事典 Vol . 4 (チター属・ハープ属)
チター属/ハープ属の弦楽器
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チター属とハープ属の弦楽器
チター/ハープの仲間について
楽器のイラスト
左右対称琴
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2024年1月28日日曜日
鍵盤で操作するチター
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ピアノは共鳴箱に複数の弦を張ったチターだ 。 ピアノを弾くスティービーワンダー クラビネットを弾くスティービーワンダー クラビネットは、クラビコードを電気ピックアップを介してアンプで音を増幅するようにした楽器。なので、電子楽器ではなく、電気楽器だ。 IROMBOOKが I JU...
2023年9月7日木曜日
とんこり
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とんこり とんこりは、アイヌの伝統的な弦楽器。 斜めに立てて、両手で弦をはじく。弦は5本が標準になっているようだが、伝統的には、3本、4本の楽器もあったようだ。 フリー素材 楽器のイラスト
2023年7月10日月曜日
アフリカのハープ型弦楽器
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African stringed instruments イナンガ Inanga /ムベト Mvet / クラル Krar ニャティティ Nyatiti カメレ・ンゴニ / ドンソ・ンゴニ Donso Ngoni ベガンナ Beganna / アドゥング Adungu プリュリ...
2023年4月8日土曜日
ビルマの竪琴
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サウン・ガウ サウンガウ Saung gauk サウン・ガウは、ミャンマーに古くから伝わるハープ型の弦楽器。古代インドの楽器から影響を受けたと云われている。 膝の上に抱きかかえるようにして、右手で弦をはじく。左手は、弦を押さえてミュートを効かせながら音程を変える。 横置きで、棹...
2023年3月5日日曜日
四角いピアノ
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小形にするため 四角い形にしたピアノ その昔、ピアノといえば現在でいうグランドピアノ形で大きかった。 場所を取らないようにし、床面積を小さくするために考案されたのが、スクエアピアノ。 スクエアピアノ square piano 弦を斜めに張って、本体をぎゅぎゅっと縮めて四角くした...
2023年2月25日土曜日
背が高い鍵盤楽器
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似た形 縦型で上下方向に弦を張っていて、弦の長さに対応して美麗な曲線を描いている。 この3種類の楽器は背が高く、似た形をしている。鍵盤を操作して弦を鳴らすのも同じ。 でも、「生まれ方」が違うんだね。 ◆ 元はハープシコード クラビツィテリウム clavicytherium クラ...
2023年1月10日火曜日
フェルメールの絵画
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ハープシコード フェルメールの絵画『合奏 The Concert』 『合奏』は、オランダの画家ヨハネス・フェルメールの作品。1664年頃に描かれた油絵。 座ってハープシコードを弾く若い女性、背中を向けている男性はリュート、そして歌う女性が描かれている。 harpsichordは...
2022年11月15日火曜日
クラヴィコード
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クラヴィコードを弾く婦人 A Woman Playing a Clavichord このイラストは、オランダの画家 ヘラルト・ドウ (Gerard Dou, Gerrit Dou 1613年-1675年) の作品を参考に IROMBOOK が描きました。 女性が演奏している楽器は...
2022年10月10日月曜日
「音楽の稽古」というタイトルの絵画
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ヴァージナル virginals 「音楽の稽古」は、ヨハネス・フェルメール作の油絵。 英語では "The Music Lesson" オランダ語では "De muziekles" で、直訳すれば「音楽の稽古」になるんだろうけど、なんか軽く...
2022年9月16日金曜日
ハンガリーのツィター
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ツィテラ Citera ハンガリーのツィテラ citera ヨーロッパにはツィターの仲間がたくさんある。 その昔、生まれたての弦楽器は木の箱に数本の弦を張ってあるだけだったのだろう。ただ数本の弦を鳴らすだけでは物足らず、フレットをつけて音階が出るようにしたり、音響効果を高める...
2022年8月20日土曜日
タコ焼きに爪楊枝
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アフリカのボロン 座って演奏 ボロン (Bolon or M'Bolon) は、西アフリカ(ギニア、マリ、セネガル、ガンビアなど)で演奏されている弓形のハープ。 特に狩猟の儀式や戦いの前に、戦士の勇気を奮い立たせるために演奏されたという。 また、ジョラ族 (Diola,...
2022年8月1日月曜日
チター属の弦楽器・ハープ属の弦楽器
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chordophone string instruments zither-family ツィターの仲間 弦が共鳴BOXの表面板に対して (ほぼ)平行に張られている。 弦が1本だけのものもあるが、一般的に複数の音階を鳴らすために、その数に応じて複数の弦が張られている。弦の長さを変...
2022年7月6日水曜日
ラトビアの弦楽器
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クアクレ kokle ヨーロッパでは多種多様のチターの仲間が存在する。 北欧バルト三国のひとつ ラトビア共和国 にはクアクレという弦楽器がある。 ラトビア人が大切にしてきた伝統的な音楽を伝える楽器で、人が亡くなった時に森から木を伐り出して製作し、その魂と対話するために奏でられたと...
2022年6月10日金曜日
ウクライナの弦楽器
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バンドゥーラ bandura The bandura is a Ukrainian plucked string folk instrument. バンドゥーラは、ウクライナの撥弦楽器。 バンドゥーラ 弦と本体が平行になっているのでツィターとリュートの要素を組み合わた楽器とい...
2022年5月21日土曜日
大地を楽器にしてしまう
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Tingotalango ティンゴタランゴは 大地を音響箱に使った弦楽器だ。 ティンゴタランゴ 地面に穴を掘って、その上を薄い膜(皮、ブリキ板など)で覆う。近くに木の棒を弓形に立て、膜と棒の間に一本の弦を張ってある。1本弦のハープと呼んでもいいかな。 奏者は、楽器の大きさによるが...
2022年4月3日日曜日
ワニの琴
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チャケー chakhe ワニのチャケー チャケーは、タイやカンボジアの楽器。 横長のチター型の弦楽器で、弦は3本。 普及しているチャケーはワニを模倣しているものの、こんなにワニワニしていない。 サウンガウ saung gauk ワニのサウンガウ サウンガウはミャンマーの楽器。竹...
2022年3月6日日曜日
華麗に装飾された竪琴
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ディタルハープ dital harp ディタル ハープ ディタルハープは、ヨーロッパの古い時代の楽器。古いといってもそんなに昔ではない。1800年ごろイギリスの音楽家(ギター教師だったらしい)が開発した弦楽器だ。華麗な装飾がされているが、その時代を象徴するデザインなのかもしれな...
2022年2月10日木曜日
インドネシア ガムランの ツィター
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チェレンプン celempung インドネシアのガムラン音楽で使われる弦楽器。 ガムラン音楽のチェレンプン 音響箱に複数の弦を張ってある。弦はペア(複弦)で張られていて、キョンキョンという音の響き。 主に銅鑼を代表とする金属打楽器で構成されている合奏の中で、この楽器の音は目立た...
2022年1月10日月曜日
マルハナバチという名の楽器
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スウェディッシュ ヒュンメル Swedish hummel ヨーロッパ北部には、音響箱に多数の弦を張った弦楽器が多種多様存在する。ドイツでは 映画「第三の男」で有名な チター zither があり、この形状の楽器を総称してチター属として分類することがある。 ヒュンメル は、スウェ...
2021年12月6日月曜日
西アフリカのハープ
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プリュリアーク pluriarc プリュリアークは 西アフリカで使われているハープ。 マリやブルキナファソで愛用されているが、これらの国では多くの言語が存在するので、この楽器は現地の言葉で地域ごとにそれぞれの名前で呼ばれている。 ただ、マリもブルキナファソもフランス語が公の...
2021年11月3日水曜日
インドネシアの円筒型ハープ
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ササンドゥ Sasando ササンドゥを演奏している男性 The sasando is a Indonesian bamboo harp. ササンドは、インドネシアの弦楽器。ロテ島やティモール島などで使われている。 丸い竹筒(木製もあるようだ)に複数の弦を張り巡らせたハープ。こ...
2021年10月3日日曜日
西アフリカのハープ
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ドンソ・ンゴニ と カメレ・ンゴニ アフリカには「 ンゴニ 」と呼ばれる弦楽器がいろいろある。 ネックに弦を押し当てて弦長を変えるリュート形のンゴニもあるが、「 ドンソ・ンゴニ 」と「 カメレ・ンゴニ 」は大きな皮張り音響箱を取り付けたハープ形弦楽器。 ドンソ・ンゴニ Don...
2021年8月15日日曜日
エチオピアのリラ
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クラル krar The Krar is a five-or-six stringed lyre from Ethiopia and Eritrea. クラル(Krar, kirar)は、エチオピアやエリトリアで使われている弦楽器で、6本または5本の弦をもつリラ(竪琴)。共鳴胴...
2021年7月6日火曜日
中東の弦楽器
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中東の伝統的な弦楽器 音響箱に多数の弦を張ってある カーヌーン Qanun (Kanun) は弦をはじく カーヌーンは、中東アラブ音楽で伝統的に使われる撥弦楽器(弦をはじいて音を出す)。イランやトルコなどで愛用されている。 西洋音楽には無い、半音よりさらに細かい音程を出すため各...
2021年5月9日日曜日
ジャワ島西部の弦楽器
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ジュントレン Jentreng ジュントレンは、インドネシアのジャワ島西部に居住する民族スンダの人々の楽器。共鳴箱に7本の弦を張った弦楽器。 弓奏楽器のタラワンサと共に演奏し、このアンサンブルもタラワンサと呼ぶようだ。 タラワンサとジュントレンのアンサンブル アンサンブルとして...
2021年4月10日土曜日
インドのハープ
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ヤズ Yazh ヤズは、古代タミル音楽で使用されるハープ。 本体の形状は、インドの神話に登場する魚や獣など想像状の動物をかたどっているものがある。弦の数もそれぞれの種類によってことなる。 IROMBOOKのイラスト インドの楽器 ...
2021年3月2日火曜日
エチオピアの大きな低音ハープ
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ベゲンナ(ベガンナ) begenna : Ethiopian harp The Ethiopian begenna is a large harp normally used to accompany singing. it is tuned by wooden wedges....
2021年2月11日木曜日
モンゴルの琴(筝)ヤトガ
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モンゴルのヤトガ 中国の古琴や日本の筝と同じ仲間で、東アジアの広域で愛用されている。 ヤトガ (yatga) は、モンゴルで使われている筝の仲間。標準的なヤトガは 21本の弦を持つ。 多くの演奏家は、楽器を膝の上と床に斜めに配置して演奏する。 The yatga (yatug...
2021年1月27日水曜日
アルタイ・ヤトガ Altai yatga
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アルタイ・ヤトガ(または アルタイ・ヤタガ)は、12世紀ごろまで使われていたという小型のハープ。現在でも復活して演奏されているが、当時の楽器を模倣して作ったもの。 アルタイ山脈あたりの遊牧民が使っていたということでこの名前がついたという。アルタイ山脈からは離れているがモンゴル高...
2020年12月10日木曜日
鍵盤を押さえて弦をはじく
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チェンバロ Cembalo 二段鍵盤のチェンバロ 英語圏では ハープシコード Harpsichord という名称が使われているようで、日本でもハープシコードと呼ばれるほうが多いかもしれない。 鍵盤を押し込むと内部に仕込まれたテコになった構造を介してプレクトラム(爪)が弦をはじく...
2020年11月9日月曜日
ノルウェイの弦楽器
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ランゲレイク Langeleik Langeleik is a Norwegian stringed instrument with one melody string and multiple drone strings. ランゲレイクは、1つのメロディー弦と複数のドローン...
2020年10月27日火曜日
ヴァージナル virginals
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The virginals was popular in Europe during the late Renaissance and early baroque periods. ヴァージナルは、ルネサンス後期からバロック初期にかけてヨーロッパで使われていた。 ヴァージナル v...
2020年9月1日火曜日
クラビネット Clavinet
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クラビネットを演奏するスティービー・ワンダー 見た目は電子キーボードだが電子楽器ではない。 クラビネットは、弦に金属片を打ち付けて音を出すクラビコードの基本構造を元にピックアップを取り付けてアンプにつなげるようにしたもの。 電子音ではなく、もともとは弦の振動なので「電気楽器」...
2020年8月27日木曜日
クラヴィコード Clavichord
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クラヴィコードは 15世紀ごろにはすでに開発されており、18世紀ごろまでに広く使われていたヨーロッパの楽器。 鍵盤の操作で弦を叩いて音を出す。 小さな金属片(タンジェントと呼ばれる)で弦を叩くが、同時に弦の有効長さ(弦が振動する長さ)を決めるというのがクラヴィコードの特徴だ。 ...
2020年7月15日水曜日
アフリカの弦楽器
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ムベト Mvet ムベトは、ガボン、カメルーン、赤道ギニアなどで使われている弦楽器。stick zither(棒状のツィター)とも呼ばれることがあるようで、特殊な構造をしている。 ツィターのようでもあるけどハープのようでもある。 1.5メートル~2メートルのほどの棒の中程か...
2020年6月22日月曜日
yazh
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yazh (யாழ் ) は、古代南インドのタミル語圏で使われていたハープ。 yazh をどう発音するのかは、よくわからない。発音は「yarl」との記述もあるのだけれど....。 yazh (யாழ் ) 魚の形をしたものや妖獣の形をしたものがあり、いずれもインドの...
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