ドンソ・ンゴニとカメレ・ンゴニ
アフリカには「ンゴニ」と呼ばれる弦楽器がいろいろある。
ネックに弦を押し当てて弦長を変えるリュート形のンゴニもあるが、「ドンソ・ンゴニ」と「カメレ・ンゴニ」は大きな皮張り音響箱を取り付けたハープ形弦楽器。
ドンソ・ンゴニ Donso Ngoni
ドンソ・ンゴニは、マリやギニアなどで使われてきたの伝統的な楽器。
"Donso"には、狩猟の意味があって、ハンターの儀式で武勇伝を語るための伴奏楽器として使われてきたようだ。
カメレ・ンゴニ Kamele Ngoni
カメレ・ンゴニは、比較的新しくこれは新しく1960ごろ改良され作られたもの。
"Kamere"は 若者という意味があるらしい。英語では young man's harp という愛称もある。
弦はナイロンを使ったりチューニングには糸巻き機構を使っている。