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2022年3月6日日曜日

華麗に装飾された竪琴

 ディタルハープ dital harp

ディタルハープ dital harp
ディタル ハープ


ディタルハープは、ヨーロッパの古い時代の楽器。古いといってもそんなに昔ではない。1800年ごろイギリスの音楽家(ギター教師だったらしい)が開発した弦楽器だ。華麗な装飾がされているが、その時代を象徴するデザインなのかもしれない。
 20本ほどの弦を張ってあり半音階を出すことができるレバーが裏側に付いている。その仕組みをディタル(dital)というのだと。台座がついていて、膝の上に立てて演奏する。

 ハープ・ギターともいわれているけど、指板上へ弦を指で押さえることはない。ディタルハープは、キタラとかリラの類、日本語でいうなら竪琴ということになる。右手も左手も弦をはじいて演奏する。
 また、ハープリュートと混同されることもある。ハープリュートはディタルハープととてもよく似た外観をしているが、その名の通り指板とフレットが組み込まれている。