ディタルハープ dital harp
ディタル ハープ |
ディタルハープは、ヨーロッパの古い時代の楽器。古いといってもそんなに昔ではない。1800年ごろイギリスの音楽家(ギター教師だったらしい)が開発した弦楽器だ。華麗な装飾がされているが、その時代を象徴するデザインなのかもしれない。
20本ほどの弦を張ってあり半音階を出すことができるレバーが裏側に付いている。その仕組みをディタル(dital)というのだと。台座がついていて、膝の上に立てて演奏する。
ハープ・ギターともいわれているけど、指板上へ弦を指で押さえることはない。ディタルハープは、キタラとかリラの類、日本語でいうなら竪琴ということになる。右手も左手も弦をはじいて演奏する。
また、ハープリュートと混同されることもある。ハープリュートはディタルハープととてもよく似た外観をしているが、その名の通り指板とフレットが組み込まれている。