チター属/ハープ属の弦楽器
とんこりは、アイヌの伝統的な弦楽器。斜めに立てて、両手で弦をはじく。弦は5本が標準になっているようだが、伝統的には、3本、4本の楽器もあったようだ。
箜篌箜篌は音響ボディを抱えて弾く。弦は音響ボディから下方向に向かって張られる。
サウン・ガウ例えばサウンガウは、音響ボディが底面にある。保管する場合には安定した形だね。比較的小さなハープにこの形が多い。アフリカのハープにも、この形があったりするね。
西洋のハープグランドハープやイタリア、スペインなどでアルパと呼ばれている西洋のハープは音響ボディを抱えて弾くが、箜篌と比べると上下が逆だ。弦は音響ボディから上方向に向かって張られる。逆三角形で重心が高いので倒れなかちょっと不安。 現在のいわゆるハープにはもう一本支柱が存在する。弦を強く張るほうがいい音がでるので、だんだんと強い弦が開発され、その張力に楽器本体が耐えられるようにしたんだろうね。