サウン・ガウ
サウンガウ Saung gauk |
サウン・ガウは、ミャンマーに古くから伝わるハープ型の弦楽器。古代インドの楽器から影響を受けたと云われている。
膝の上に抱きかかえるようにして、右手で弦をはじく。左手は、弦を押さえてミュートを効かせながら音程を変える。
横置きで、棹がくるんと湾曲しているので、とても特徴的的な外観。湾曲した棹はアカシアの仲間の木の根っ子だそうだ。16本の弦は絹糸で棹に紐で留められている。
日本では「ビルマの竪琴」という名で通っている。
ビルマの竪琴とは、竹山道雄の第二次世界大戦でのビルマ(現在のミャンマー)を舞台とした小説で日本兵がモデルになっている。楽才のある日本人が竪琴を弾いている場面があるが、これがサウン・ガウだ。
映画化されたこともあり、日本ではサウン・ガウをビルマの竪琴と呼ぶことも多い。
もともと、宮廷で使われる高貴な楽器なので、日本人がこの楽器を弾きこなすというのは現実的ではないのだけれどね。
とはいえ、時代は変わり 現実には、ネット通販で購入できたりするんだね。
映画化されたこともあり、日本ではサウン・ガウをビルマの竪琴と呼ぶことも多い。
もともと、宮廷で使われる高貴な楽器なので、日本人がこの楽器を弾きこなすというのは現実的ではないのだけれどね。
とはいえ、時代は変わり 現実には、ネット通販で購入できたりするんだね。