ページ

2019年3月25日月曜日

çeng

çengは、もともとトルコあたりの楽器で、カスピ海周辺から中央アジアに広がった古代のハープ。
çeng ceng チェン : アジアのハープ

全体がL字形をしていて、縦部分が共鳴胴になっている。「⊿形」ではなく「L形」ということは、端っこを支える柱がない。
çeng の この形状は コーカサス地方の Changi と呼ばれているハープも同様だ。さらに東へも伝わり中国では箜篌(くご)という名がついている。
時代は変わり、復活した çeng は、機械式の糸巻きや、柱を追加して強度を上げたハープになっているものもある。