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2016年5月20日金曜日

ビチトラ・ヴィーナ

インドの楽器 ビチトラ・ヴィーナ
ビチトラ ヴィーナ
インドのヴィーナ(Veena)は、「弦楽器全般」を表す名前。ギターの様に抱えて弾くもの、背中に背負って弾くもの、弓で弦を擦るものなどインドにはたくさんの種類のヴィーナがある。
こんな中で、ビチトラ・ビーナはスライド奏法を取り入れた楽器だ。スライド奏法は弦楽器の演奏方法としてはとりたてて特殊ではないが、インドでは珍しい。弦に棒などを押し当てて弦の振動長変える方法で、なめらかでクネクネした音を出すことができる。ビンの首の部分を使ったことによりボトルネック奏法とも言われている。
ビチトラ・ヴィーナの場合、左手で弦に押し当てているのは棒ではなく玉。ニワトリの卵みたいな大きさで、材質はガラスだって。