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2015年7月14日火曜日

ペダル・スチール・ギター

ペダルスチールギターのイラスト
ペダル スチールギター
もともと、ギターを膝の上に水平に置いて硬い棒状のものを弦に押し当てて音程を変える奏法が始まり。硬い棒状のものはスライドバーとかボトルネックとか呼ばれている。
その後、スライド・バーで演奏する専用の楽器として発達したのが、スチールギターでハワイアンなどでよく使われる楽器となった。さらに、足でペダルを踏み込んでで音程を変えることができる機能を付けたのがペダルスチールギターである。
現在のペダルスチールギターは、どう見てもギターではなく、チターの仲間に入るわけだが、以上のような歴史があってギターという名前が付いているわけだ。

スライド・バーを使った演奏(ボトルネッック奏法とも)は、アコースティックな状態では、あまり大きな音が出ないのでピックアップで音を拾いアンプで増幅する。
クネクネとした蛇行するようなメロディ・ラインを表現できるのが特徴で、ポルタメントやグリッサンドはお手のもの。ただし、ちゃんと人前で演奏を聴かせることができるようになるにはそれ相当の情熱・根性・努力が必要。習得はとても難しい楽器である。