ページ

2015年1月8日木曜日

アコルドリア

アコルドリア Akkordolia
アコルドリア Akkordolia
Akkordolia .... ドイツの楽器である。
カタカナ表記で アコルドリア としているが、一般に認知されてはいないようだ。ドイツ語なので、よけいにカタカナ表記は難しい。メルセデス・ベンツ も フォルクスワーゲンも、ドイツ語の発音とは違うけど、日本ではこの名称で定着していたりする。アコルドリアも変な発音なのかもしてないけれどね。

それはともかく、Akkord とは 「和音」のことであって、この楽器はメロディ演奏ができるのはもちろんであるが、ボタンを押すことで和音を出すことができるようになっている。「メロディーの弦セット」と「和音の弦セット」の二束を備えている。
何?大正琴と似ている?。
そうだね。もともとヨーロッパは(特にドイツや北欧では)木箱に複数弦を張ったチターの仲間が古くから存在し種類も多い。そのヨーロッパ流チターの仲間にボタンを取り付けたのが、このアコルドリア。たしかに大正琴とは、兄弟楽器らしく、ボタンでの操作は日本の大正琴を参考にして作られた楽器のようである。和音を鳴らすことができるというところは、さすがにヨーロッパの発想ではあるが。