ワンビ Wambi |
このような形状の弦楽器を英語で Bow harp というので、弓で擦る弦楽器と勘違いをしそうで紛らわしい。ボウ・ハープは狩で使う弓矢の弓から生まれたとされる、Bow の形をしたHarpである。指で弦をはじいて音を出す。
もともと、弓そのものは音を出す道具にもなっていたのだけれど、糸を2本、3本と増やし、音を大きくするために共鳴用のヒョウタンを取り付けたり、木の箱を取り付けたりして、楽器として発展していく。
弓型のハープは、古代エジプト(紀元前3000年頃)にはすでに存在していたらしい。これがアフリカの西へ、またアジアにも持ち込まれて独自の民族楽器となった。
膝に載せたり、肩にのせたり、楽器の上に演奏者が載っかったりと、いろんな演奏スタイルがある。
ガボンのワンビは脚の間に挟んで演奏する。