2013年1月1日火曜日

アジアのハープ

アジアのハープ : 中国の箜篌 アゼルバイジャンのCeng
中国の箜篌  アゼルバイジャンの Ceng
チグリス川、ユーフラテス川、メソポタミア・・・・・アッシリア・・・。
歴史の事はよく分からない。分からないけれども、現在のイラクの北部あたり・・・・アジアのハープの起源はこのあたりにあるようだ。
先の曲がったL字形のこのハープは、世界中に伝わった。東へは中国で箜篌(くご)と呼ばれ、朝鮮から日本へも伝来した。百済からやって来たので百済琴(くだらごと)という名がついている。
東アジアでは古代の楽器として今では演奏されることはないが、西アジア・アゼルバイジャンでは、新しい作りでスチール弦が張られて現在でも使われている。
ハープ属の形

ハープ属の形をよくよく見ると、基本的に「L字形」をしていて、演奏する姿勢によって方向が変わっていることがわかる。
右の図は同じイラストをコピーして右へ左へクルクル回したものだ。

箜篌
箜篌は音響ボディを抱えて弾く。弦は音響ボディから下方向に向かって張られる。

サウン・ガウ
例えばサウンガウは、音響ボディが底面にある。保管する場合には安定した形だね。比較的小さなハープにこの形が多い。アフリカのハープにも、この形があったりするね。

西洋のハープ
グランドハープやイタリア、スペインなどでアルパと呼ばれている西洋のハープは音響ボディを抱えて弾くが、箜篌と比べると上下が逆だ。弦は音響ボディから上方向に向かって張られる。逆三角形で重心が高いので倒れなかちょっと不安。

現在のいわゆるハープにはもう一本支柱が存在する(右のイラストには描いてないけど)。弦を強く張るほうがいい音がでるので、だんだんと強い弦が開発され、その張力に楽器本体が耐えられるようにしたんだろうね。